難聴の子を持つ家族会そらいろのクラウドファンディングで制作した難聴理解促進動画です。気に入っていただけましたら、ぜひ自由にシェアをお願いします!
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ヤマト福祉財団2024年度障がい者福祉助成金の採択を受け、全国5ヶ所(鹿児島、福岡、大阪、愛知、東京)で、
アニメで知ろう!難聴講座を開催します!
参加無料で、難聴のことを全く知らない方から難聴児の家族、難聴当事者まで、聞こえの共生社会にご興味のある方はどなたでも参加できます!
ぜひ、詳細紹介ページをご覧ください。
当サイトにお越しいただきありがとうございます。
言葉のかけはし代表理事の岩尾です。
見えづらい障害と呼ばれ、なかなか理解の拡がってない「難聴」「聴覚障害」ですが、活動を続ける中で、なぜ拡がってないのかが少しずつわかってきました。
いろいろ要因はありますが、一つ注目したいのは、
「聞こえのフォローを依頼する人が少ない」
「聞こえのフォローを依頼してもやってもらえない」
この2つの悪循環です。
聞こえのフォローは、スタートラインに立つための正当で自然な行為です。
もちろん、状況次第でできないこともあるかもしれませんが、できるフォローも必ずあるはずです。
「小学校から大学まで、あと少しの情報がなく悔しかった。
あと少しの情報さえあれば、もっとできたはず……」
これは、ある難聴の大学生の言葉です。
聞こえない人たちは、小さな頃から、情報すら入ってこない、挑戦すらできないことなどによく出遭ってきています。
つまり、普通のことのスタートラインに立てないことがよくあるのです。
でも、生まれたときから聞こえない子どもたちは、どのように言えばいいのか、なかなかわかりません。
同じように、難聴に関わりがない人も、聞こえないとはどういうことなのか?どんな影響があるのかは、なかなかわかりません。
だからこそ、家族が、支援者がフォローして、周りに聞こえのフォローを拡げていくことが解決のための小さな一歩になると思うのです。
まず、家族や支援者の理解がなければ、社会には拡がっていきません。
とはいえ、聞こえのフォローの依頼をしたいと思っても、勇気が出ないこともあると思います。
依頼したのに、嫌な顔をされたり、断られたりすることもあるはずで、それで諦めてしまうこともあると思います。
だからこそ、かけはしが力になりますし、一緒に活動して賛同する人が増えていけば、必ず社会に拡がるはずです。
現在は、義務教育である小中学校でさえ、情報保障の依頼をしてもなかなかできないことが多いです。
2016年に自治体は合理的配慮の提供が義務化されていますが、現状は対応できていないことが多く、議員さんに相談して、市議会や県議会で質問してもらい、ようやく対応してもらえるという状況です。
聞こえのフォローを普通に依頼できるし、普通に受けて応えてくれる。
このような風景が当たり前になれば、難聴児者の可能性は大きく拡がるはずです。
もし、あなたが、聴覚障害を持つ子どもや大人を応援したいと思ってくださったり、社会を良くすることに興味をお持ちでしたら、ぜひ、当事業の活動内容をクリックして内容をお確かめください。
そして、共感いただけましたら、下記「応援する」から、あなたの力を貸してください。
どうぞよろしくお願いいたします!
福岡県議会議員
大田 京子 氏
岩尾さんは、難聴の子どもたちの未来について、誰よりも真剣に考え、積極的に行動を起こし、叶えたい夢は決してあきらめない、とても意志の強い方です。
私はその岩尾さんの子を想う親の優しさと強さに触れ、心を動かされた者の一人です。
岩尾さんとの出会いをきっかけに、平成30年9月福岡県議会の会派代表質問において、特別支援学校の幼稚部における放課後の受け入れ態勢の強化や、遊びを通じた実践的な療育の重要性等を訴え、行政の支援を強く求めました。
今後、「わかりづらい障がい」と言われる「聴覚障がい」への理解が深まり、障がいの有無に関係なく、全ての子ども達の未来が明るいものとなることを信じています。ぜひお一人でも多くの方にご賛同いただけますよう、私からもお願い申し上げます。