1,000人に1人。
難聴の子が生まれる比率です。
少ないと思われるかもしれませんが、24歳以下で見てみると100人に1人います。
75歳以上では、なんと3人に1人、
全体で見ると10人に1人が難聴なのです。
このように、誰もがなり得るものなのですが、難聴の正しい理解は古くから広がっていません。
未だに多くの致命的な誤解があり、そのせいで様々な機会を失ったり、低い評価をされたり、人間関係がうまくいかなくなったりといったことがまだまだ多くあります。
高齢になってからの難聴も、家族に理解してもらえず厄介者にされてしまうこともあり、いちばん寄り添ってほしい家族との関係がこのように壊れてしまうのは非常に悲しいことだと思います。
当法人は、聴覚障害を持つ人たちに対する無理解や差別を解消し、聞こえない人、聞こえる人が同じ可能性を持って生活できる社会を創るために活動しています。
見えづらくわかりづらい難聴への理解が拡がれば、他の特別なニーズのある方たちのことも、自然に思いやることができるようになるはずで、思いやりのあるやさしい社会になっていくことと思います。
当方の活動は、
●難聴の啓発
●難聴児の家族の支援
●難聴者の就職・キャリア支援
●行政への働きかけ
●難聴者が働く企業のサポート
が主な活動で、企業のサポート以外はほぼ無料で活動しています。
公民館等での難聴の啓発講座は既定の講師料を頂いていますが、学校での子どもたち向け講座は、予算がないと断られることを防ぐため無料でやっていますし、就職支援も一般的には無料なので、無料でやっています。
ゆくゆくは、企業のサポートで安定的に利益を生み出し、他の無料の事業を回せるようにしていきたいと思っていますが、まだまだその状態には遠く、皆さまからのあたたかいご支援もいただきながら運営しています。
あなたのあたたかいご支援が、
聞こえない子どもたち、大人たちの可能性を拡げ、
家族関係をいつまでもより良いものとし、
誰もが過ごしやすい社会を創ります。
今まで見逃され続けてきた、聞こえの共生社会をつくる同志として、ぜひ、あたたかいご支援をお願いいたします。
応援の方法は、以下、3種類の方法があります。